100均の酒しずくはニキビに効く?酒しずくの成分から検証
プチプラで使いやすく、美白効果もあると人気の酒しずく。
100均で手軽に購入することができるのに、お肌によくコスパがいいと話題になり、一時期は品切れが続いたほどの人気商品です。
昔から酒蔵で働く方は手がキレイと言われていますし、お酒な成分を含んだ化粧水でお肌がキレイになるのは割と納得できますよね。
そんな酒しずくですが、ニキビにもいいという口コミがあります。
特にニキビケア用の化粧水ではないですが、ニキビにいいと言われる理由や、逆にお肌によくない成分は入っていないのか調べてみました。
酒しずくと酒のしずくがある
100均で売られている化粧水には、酒しずくと酒のしずくと2種類あります。
この2種類はどちらもほとんど成分が変わらないので、今回は酒しずくの方で成分を見ていきたいと思います。
酒しずくの成分
水
化粧水は基本的に水が主成分です。
グリセリン
グリセリンは、保湿成分の王道!というくらい、多くの化粧品に入っています。
ナチュラル派で化粧水を手作りする方でもこのグリセリンを入れるくらい、とても安全なものです。
変性アルコール
変性アルコールとは、化粧品の成分を溶かすためや、お肌の引き締め効果、殺菌効果のために使用されます。
エタノールよりも安く作れるため、よく化粧品に使われます。
変性アルコールにはアセトン(除光液に使われる成分)などが混ぜられているため、お肌が弱い方はお肌がヒリヒリしたり乾燥するので注意したい成分です。
特に大人ニキビはお肌の乾燥が原因になっていることがほとんどなので、乾燥しやすい方や敏感肌の方のニキビにはあまりオススメできない成分です。
コメ発酵液
コメ発酵液はお米を醗酵させる時にできるエキスで、お肌の保水力をアップさせたり、肌荒れを防いでお肌を整える効果があります。
医薬部外品の主剤としても認められているほど、安全性が高い成分です。
クエン酸
ピーリング効果やお肌を引き締める効果があります。ニキビ痕などにも効果があります。
クエン酸Na
酸化防止剤として多くの化粧品に使われています。安全性も比較的高い成分です。
フェノキシエタノール
防腐剤として色々な化粧品に使われています。
自然界に存在する成分ですが、殺菌作用が強く揮発性もあるので使用量が制限されている成分です。
メチルパラペン
防腐剤として色々な化粧品に使われています。
お肌への刺激が少ないとして今多くの化粧品で使われていますが、中にはメチルパラペンを使った後紫外線を浴びることで活性酸素が発生しやすくなり、シミやニキビなどの肌トラブルを招く可能性があるとも言われています。
結局、酒しずくはニキビに効くの?
酒しずくは、特別ニキビに効く成分が入っているわけではありません。
ニキビにいいとすれば、コメ発酵液でお肌の保水力がアップすることと、クエン酸のピーリング効果です。
しかし、防腐剤や変性アルコールなど、お肌が弱い方には少し刺激になる成分も入っているため、人によっては合わない方もいる、という感じです。
決して悪い化粧水ではないですし、100円で購入できるのでお試ししてみる価値はありますよね。
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