お酒でニキビができる?お酒とニキビの関係
今回は、お酒とニキビの関係についてお話したいと思います。
大人になると、大学生ならサークルやバイト、社会人なら会社の人とお酒を飲む機会が増えますよね。
でも、飲み方をしっかり覚えておかないと、
ニキビなどの肌荒れに繋がってしまうので注意が必要です。
ではどうしてお酒がニキビを作ってしまうのでしょうか。
理由は2つあります。
1つ目は、肝機能の低下
お酒を飲むと、肝臓はアルコールを分解するためにフル活動し始めます。
肝臓はアルコールだけでなく、体の解毒も行っているので、アルコールの分解で疲れてしまうと、
体の解毒まで手が回らなくなってしまいます。
そうすると、解毒できなかった毒素たちが血液に入っていってしまい、
排出器官であるお肌から毒素を出そうとしそれがニキビに繋がってしまいます。
飲み過ぎると次の日ニキビが出来てしまう方は、アルコールが原因なんですね。
また、ここからは女性のお話ですが、
肝臓には余分な黄体ホルモンを壊してくれる働きがあるんです。
女性には2種類ホルモンがあって、
卵胞ホルモン(エストロゲン)と、黄体ホルモン(プロゲステロン)というホルモンがあります。
卵胞ホルモンは卵巣から分泌されるホルモンで、バストやヒップなど体に丸みを帯びさせ、美肌や髪を美しくさせてくれる、まさに女性の見方であるホルモンです。
一方黄体ホルモンは、生理前に分泌が増えるホルモンで、体にとっては必要なホルモンですが、
多すぎると、皮脂分泌が増えて肌荒れを起こしたり、体が浮腫みやすくなったり、太りやすくなったりします。
この黄体ホルモンが出すぎた時に黄体ホルモンを壊してくれるのが肝臓なんですが、
アルコールの分解に使われていると、どんどん黄体ホルモンが出てしまい、結果としてニキビができやすくなります。
そのため、生理前などは特にアルコールを控えた方がいいですね。
そして、お酒がニキビを作ってしまう2つ目の理由ですが、それは、
糖質を取り過ぎてしまうこと
詳しくはこちらにも書きましたが、糖質を摂り過ぎると、
体の中で中性脂肪に変わり、それが皮脂として出てしまい、
毛穴が詰まりニキビの原因になってしまいます。
糖質の多いお酒は
ビール、日本酒などの醸造酒です。
糖質の少ないお酒は
ウイスキー、焼酎、ブランデー、ウォッカ、ジンなどの蒸留酒です。
また、蒸留酒であっても、甘いジュースで割ってあるカクテルや、
梅酒などの果実酒は当然糖質も高くなるので割物にも気をつけましょう。
余談ですが、糖質は水分とくっつきたがる性質があるので、
糖質を摂り過ぎると浮腫に繋がってしまい、ダイエット上も良くないんです。
私もこれを知る前は、シャンディーガフというビール+ジンジャエールのお酒が好きでよく飲んでいたんですが、
醸造酒の上にジュースやん!!と思ってからは焼酎の水割りか、焼酎のソーダ割りに梅干しを入れたものに変えました。
ニキビができにくくなった上に、前はお酒を飲むとすぐ浮腫んでいたのが軽減されました。
お酒が好きでニキビができやすい方は、まずは蒸留酒から醸造酒に変え、量も少しづつ減らしていきましょう。
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