ルリッド錠のニキビへの効果や副作用とは
ルリッド錠は皮膚科でもよく処方されるニキビ薬の一つです。
ニキビ治療ではよく処方される薬です。
ここではルリッド錠のニキビへの効果や副作用についてご紹介していきます。
ルリッド錠のニキビへの効果
ルリッド錠は細菌の活動を抑制する効果があります。
皮膚炎や湿疹、発熱時にも処方されることがある薬で、呼吸器や内科、皮膚科など様々な症状に使用されます。
ニキビは毛穴に詰まった皮脂にアクネ菌が繁殖することで、アクネ菌が出す脂肪酸が毛穴を傷付け炎症を起こしニキビになってしまいます。
そのため、アクネ菌が増えるのを抑えることで、ニキビを落ち着かせ、悪化するのを防ぐ効果があります。
ニキビ用に処方される時は、ルリッド錠だけでなく塗り薬も一緒に処方されることがほとんどです。
皮膚科ではミノマイシンなどの内服薬もありますが、ルリッド錠の方が副作用が少ないため、こちらの方がよく使われます。
ルリッド錠の副作用
ルリッド錠は副作用がほとんどないことが有名ですが、稀に副作用が表れることがあります。
胃のむかつき、下痢、発疹、食欲不振
などが挙げられます。
また、ごく稀にアナフィラキーショックによる全身の発赤、顔や喉の腫れ、手足のしびれなどが表れることがあるので、これらの副作用が表れた方は、すぐに副作用を中止し、医師に相談してください。
薬を服用中の方は注意
片頭痛薬のカフェルゴットや、喘息薬のテオフィリン、抗凝血薬のワルファリンなどは飲み合わせがよくないため、事前に医師に相談しましょう。
また、肝臓に病気を患っている方は服用できませんので、あらかじめ医師に伝えておきましょう。
長期間の服用はやめましょう
ルリッド錠は効果のある薬ですが、長期間服用することで耐性ができてしまうのです。
そのため、長くても2週間程度にしておき、何か月も服用するのはやめておきましょう。
ルリッド錠はできてしまったニキビを治すための薬ですし、長期間服用できないことから、ルリッド錠で治すことよりもそもそもニキビのできない肌作りをすることが大切になってきます。
ルリッド錠を飲んでニキビを鎮める→服用をいったん中止する→またニキビができる→ルリッド錠を飲む
というループにはまらないよう、ニキビのできている原因をしっかりと探り、根本的な治療ができるようにしましょう。
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