肝臓の不調がニキビに繋がる!肝臓を労わる方法
お肌は内臓を映す鏡、とよく言われます。
中でも肝臓は、ニキビだけでなくお肌の調子に深く関わっている臓器です。
そこで、肝臓とニキビの関係や肝機能をアップさせる方法などご紹介したいと思います。
肝臓が弱るとニキビができる理由
肝臓は、『解毒』をメインに行っているところです。
毒、というと少しイメージが沸きにくいですが、食品添加物やアルコールなどは体にとっては毒になるものです。
こういった体にとって毒となるものをたくさん食べていると、次第に解毒が追いつかなくなり、体に毒素が溜まりやすくなります。
体に毒素が溜まると、代謝が落ちて痩せにくくなったり、お肌の代謝も落ちてニキビの原因になってしまいます。
体の抵抗力や免疫力も低下してしまうので、菌が繁殖しやすくなり炎症ニキビや化膿ニキビもできやすくなります。
また、毒素が溜まりすぎると、なんとか外に出そうと毛穴から毒素が出てきてしまい、それが毛穴を傷付けて炎症を起こし、ニキビを作ってしまいます。
肝臓は他にもホルモンの代謝にも関わっていて、黄体ホルモンというホルモンが出すぎるのを防いでくれます。
黄体ホルモンは悪いホルモンではないですが、出すぎると皮脂が出やすくなったり、便秘を引き起こしやすくなるので、毛穴を詰まらせてニキビができたり、便秘によって体に毒素が溜まりやすくなってしまいます。
肝臓の疲れはニキビ以外にも影響が…
肝臓が疲れると身体に毒素が溜まりますが、そうするとニキビだけでなく、血液がドロドロになるためお肌の血色が悪くなったり、目の下のクマができたり、お肌の代謝が落ちてシミができやすくなったり、全体的にゴワゴワしたりします。
肝臓を疲れさせる原因
肝臓を疲れさせてしまうのは、体にとって毒となるものをたくさん摂った時です。
- アルコール
- タバコ
- 食品添加物
が代表的です。
アルコールは適度に飲むのであれば血行をよくしてくれますし、肝臓にとってもそこまで負担になりませんが、毎日飲んだりベロベロになるまで飲んでしまうとアルコールの解毒が追いつかなくなってしまいます。
タバコは肺だけでなく、肝臓にも負担をかけてしまいます。
食品添加物は、現代食では避けることは出来ませんよね。
保存料や酸化防止剤、防腐剤などはほとんどの食品に入っています。
特に加工されたものや、インスタント食品、ファストフードにはたくさん入っているので、コンビニ食、レトルト食品、ファストフード、カップ麺、スナック菓子などをよく食べる方は添加物を摂りすぎて肝臓が疲れている可能性が高いです。
肝機能をアップさせる方法
1.暴飲暴食をしない
暴飲暴食をすると、必要以上に食べ過ぎてしまい肝臓に負担をかけてしまいます。
腹八分を心がけて、アルコールやおやつ、ファストフードの摂りすぎには気を付けましょう。
2.添加物の摂りすぎに気を付ける
食事をする時は、加工されたものよりもできるだけ素材のカタチが分かるもの、野菜、海藻類、大豆製品、きのこ類などを積極的に取り入れるようにしましょう。
コンビニ食やレトルト食品は添加物や防腐剤がたくさん入っているので、平日は忙しくてなかなかご飯を作る時間がない、という方は休日にまとめて作って冷凍するのがおすすめです。
3.睡眠時間をしっかりとる
起きて活動する時間が長いほど、肝臓に負担がかかってしまいます。
また、睡眠不足になると自律神経が乱れて肝臓にも悪影響を及ぼします。
4.肝機能を高めるものを食べる
肝機能を高めるものとして、アサリやシジミ、ウコン、イカ、牡蠣などがあります。
肝臓が疲れているな、と思った時はアサリやシジミの味噌汁を飲んだり、ウコンのサプリメントを摂るのがおすすめです。
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