シャワーだけだとニキビができやすくなる?湯船に入ることの効果とは
お風呂に浸かるとニキビができやすい、という意見もあります。
しかし、シャワーだけでなくお風呂に浸かることは、ニキビができにくい肌作りにとても有効です。
そこで、湯船にしっかり浸かることのメリットやニキビへの効果をご紹介していきます。
湯船に浸かることのニキビへの効果
湯船に浸かることで、体へは下記のような効果があります。
- 全身の血行がよくなる
- 汗をかくことで毛穴に詰まった皮脂が出やすくなる
- 老廃物が外に出やすくなる
- リラックス効果により、副交感神経が優位になる
まず、全身の血行がよくなることで、お肌に必要な栄養素がしっかり届くようになります。
お肌にしっかり栄養が届くことで、お肌のターンオーバーが促され、古い角質がきちんと剥がれ落ちます。
古い角質がお肌にいつまでも残ると、毛穴を塞いで角栓を作りニキビの原因になります。
また、お風呂に浸かることで汗が出ますが、その時に毛穴に詰まった皮脂が一緒に毛穴の外へ出ることが多いので、毛穴づまりを解消できます。
他に、湯船に浸かることで浮力が働き、重力から解放されることで、下半身に溜まった老廃物やリンパが流れやすくなります。
しっかり老廃物を流し、尿として排出することで、溜まった老廃物がお肌の毛穴から出るのを防ぎます。
老廃物が流れ疲れがとれ、血流がよくなることでリラックス効果があり、副交感神経が優位になります。
副交感神経が優位な状態だと余分な皮脂が出るのを防ぎ、ニキビができにくくなります。
間違ったお風呂の入り方
そんな色々な効果があるお風呂ですが、入り方によっては逆効果になってしまいます。
それは、42度以上の熱いお風呂に浸かることです。
42度以上のお湯に浸かると、目が覚めてすっきりするかもしれませんが、交感神経が刺激されてしまいます。
交感神経が刺激されると、皮脂が出やすくなり、その分ニキビができやすくなります。
正しいお風呂の入り方
ニキビに効果のあるお風呂の入り方は、37度~40度くらいのお湯にゆっくりと浸かることです。
時間は15分以上浸かるようにしましょう。
からだは温めてから10分ほどしないと汗はなかなか出てきません。
体を温めるだけなら10分程度でも大丈夫ですが、汗を出すことで毛穴の中の皮脂を一緒に出してくれます。
また、浸かる時は肩まで浸かると心臓が圧迫されてしまうので、胸から下をお風呂に浸けるくらいがちょうどいいです。
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