運動不足でニキビができる原因と対処法
運動すると美肌にいい、セレブやモデルさんはみんなヨガやジムに通っている、
と聞くと、運動したらニキビが減ったりなくなったりするのかなぁと期待しませんか。
ニキビができるには様々な理由があるので、運動をすればニキビが治る、というのは残念ながら一概には言えません。
しかし、運動不足がニキビに繋がることは事実です。
そこで運動不足とニキビに関することをご紹介していきます。
運動不足だとニキビができやすい理由
運動不足だとニキビができやすい理由は2つあります。
1つは、血流が悪くなりがち。
もう1つはストレスが溜まりやすくなる。
ということです。
血流が悪くなる
血流が悪くなると、お肌に必要な栄養素や酸素が届きにくくなります。
そうすると、お肌のターンオーバーに必要な栄養素が足りず、ターンオーバーが遅れがちになります。
ターンオーバーが遅れると、古くなった角質がお肌に残り、毛穴を塞いでしまうので皮脂が詰まりニキビができやすくなります。
運動をすると、筋肉がポンプのような動きをし、血やリンパの流れを良くしてくれます。
老廃物をしっかり外に出し、栄養をお肌に行きわたらせるために、適度な運動が必要なんですね。
ストレスが溜まりやすくなる
運動が嫌いで、運動すること自体がストレス!という方もいるかもしれませんが、肉体的には適度に動かしてあげたほうがストレスは発散できます。
また血の巡りがよくなることで、疲れが取れやすくなったり、睡眠の質が上がるので、ニキビ以外にも効果があります。
運動をしないとどうしても筋肉を使わない生活や、偏った筋肉を使う生活になってしまい、体が緊張状態になりやすいんです。
ただ、運動といっても20分ほど歩いたり、ストレッチやヨガなどの軽いもので十分なんです。
1駅分歩いたり、休日にウインドウショッピングをする程度なら、それ自体がストレスになることはあまりないと思うので、軽いものから取り入れるのはいかがでしょうか。
運動はニキビにいいと言いましたが、例外があります。
それは、激しい運動をするということです。
激しい運動は活性酸素という物質を生み出してしまいます。
活性酸素は日常生活でも出てしまう物質ですが、いわゆる体のサビ(酸化)を引き起こす物質です。
体が錆びるということは老化が進行したり、癌のもととなるということですが、お肌とも深い関係があります。
活性酸素はお肌を傷つけてしまうので、シミやしわができるだけでなく、ニキビができやすくなったり、ニキビやニキビ跡を悪化させてしまうんです。
また活性酸素が大量に作られると、それを打ち消そうとビタミンCが消費されてしまいます。
ビタミンCはコラーゲンの生成にも関わっていますし、ニキビ跡を薄くする効果など、美肌には欠かせない栄養素です。
それが消費されてしまうと、ニキビだけでなく美肌に影響が出てきてしまいます。
そのため、息切れするような運動はあまりおすすめできません。
ランニングが流行っていますが、お肌のことを考えるとウォーキングのほうがいいですし、ジムでガッツリ運動というよりはヨガやプールでのウォーキングや軽いエクササイズのほうが活性酸素が出ず、ニキビにも効きます。
運動を取り入れようとしている方は、息が少し上がる程度の軽い運動にしておきましょう。
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