睡眠不足でニキビができる原因と対処法
睡眠不足でお肌が荒れたりニキビができたり、というのは誰でも一度は経験があると思います。
しかし睡眠不足になるとなぜニキビができてしまうのでしょうか。
睡眠不足だとなんとなくお肌によくなさそう、というのは分かっていても、
実際にはどうしてお肌が荒れてしまうのかよくわからない…という方も多いのではないでしょうか。
そこで、睡眠不足になるとニキビができてしまう原因と対処法についてご紹介していきます。
睡眠不足でニキビができる原因
寝ている時、というのは本来お肌では何が起こっているのでしょうか。
寝ている時は、日中紫外線や刺激によって傷ついたお肌を修復し、
さらに古い角質を剥がし新しい細胞を作ります。
しかし睡眠が不足すると、古い角質が剥がれきらず毛穴を塞いでしまいます。
古い角質によって塞がれた毛穴は、ちょっとしたことで皮脂が詰まってしまい、ニキビができやすくなります。
また、睡眠が不足すると交感神経と副交感神経のリズムが崩れてしまいます。
本来日中の活発な時は交感神経が優位で、夜のリラックスタイムには副交感神経が優位になります。
しかし睡眠が不足すると交感神経が活発になり、それによって男性ホルモンの分泌量が増えます。
男性ホルモンの分泌量が増えると、Uゾーンや鼻の下の皮脂量が増え、毛穴が塞がっていることと相まってニキビができてしまいます。
睡眠不足を解消するために
睡眠不足を解消するためには、単純に睡眠時間を延ばせばいいという問題ではありません。
睡眠の時間も、短い場合は6~8時間程度とる必要がありますが、
それよりも睡眠の質にも気を付ける必要があります。
睡眠の質は、ストレスや体調、気温など色々な影響を受けますが、
もっとも簡単に始められることは、寝る1時間前からテレビやスマホを見ない、ということです。
テレビやPC、スマホなどのライトは脳にとっては刺激が強く、眠りに入ってもしばらく興奮状態になってしまいます。
寝る前、ベッドの中でついついスマホでSNSやニュースサイトなど見てしまいますが、
極力控え、音楽を聴いたり、本や雑誌を読むなどして脳に刺激を与えないようにしましょう。
またストレスが溜まっている時は、アロマの香りも有効です。
ラベンダーなどの香りは気持ちを落ち着かせる効果があります。
ラベンダーのアロマオイルは1,000円もあれば買えますし、アロマディフューザーなどを買わなくても、コットンに垂らし枕元に置いておくだけでも大丈夫です。
お仕事をしている方や、小さいお子さんがいらっしゃる方はどうしても睡眠時間が短くなりがちです。
無理に睡眠時間を確保しようとストレスを溜めるくらいなら、睡眠の質をあげてニキビのできにくい肌作りを目指しましょう。
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