妊娠中のニキビの原因と治療法について
妊娠するとニキビができやすい、と聞いたことはありませんか。
妊娠中はホルモンのバランスが急に変化するのに加え、
悪阻で食生活が偏ったり、便秘になったり、睡眠が浅くなることで
とてもニキビができやすい状態になります。
しかし大切な赤ちゃんがお腹の中にいる状態、
飲み薬はもちろん、できるだけ塗り薬も控えたほうがいい状態です。
皮膚科に行っても、アドバイスを受ける程度で薬は処方してもらえません。
お腹の赤ちゃんはかわいいけど、ニキビがストレスになる、という方は多いようです。
そこで、妊娠中のニキビをできるだけ防ぐ方法をご紹介します。
方法1,食物繊維と水分をしっかりとる
妊娠中は悪阻などからどうしても食生活が偏りがちです。
どうしても食べられない場合は無理する必要はありませんが、
水分をしっかり摂ることは比較的行いやすいのではないでしょうか。
その際も、できれば冷たいものではなく、常温か、温かいものだと胃腸の動きを活発にしてくれます。
妊娠中はカフェインの摂取量には気を付ける必要があるので、コーヒーや紅茶、緑茶、ウーロン茶などではなく、ノンカフェインの麦茶やとうもろこし茶、ルイボスティーなんかがおすすめです。
食物繊維は、水溶性のものがおすすめです。
便を柔らかくしてくれる水溶性の食物繊維をできるだけ意識してとり、
便秘を解消するとともに、血液をサラサラな状態にし、ニキビのできにくい体作りをしましょう。
食物繊維は無理に食べ物から摂る必要はなく、粉末タイプのものでも大丈夫です。
飲み物に溶かして飲むだけの簡単なものもあるので、悪阻でなかなか食事に気を遣えない方にもおすすめです。
刺激の強い洗顔料はやめる
普段はニキビ治療のため、ニキビに効く成分が入ったものや、毛穴の皮脂をしっかりとる作用のある洗顔を使っていたとしても、妊娠中は逆効果になります。
妊娠中は、まるで赤ちゃんのお肌のように敏感になっています。
そのため、低刺激の洗顔料に変え、ファンデーションもクリームやリキッドタイプは控え、
パウダータイプの物か、ほとんどつけないくらいにしましょう。
クレンジングも強い刺激になってしまうので、可能であれば洗顔だけで落とせるミネラルファンデーションなんかがおすすめです。
保湿をいつも以上にしっかりする
お肌は乾燥すると頑張って皮脂を出そうとし、かえってニキビをつくる原因になります。
妊娠中はホルモンバランスの影響で、お肌がとても敏感になっているので、
低刺激のやさしい化粧水で、しっかり保湿しお肌のバリア機能を高めてあげましょう。
人によってはコットンも刺激になってしまうので、化粧水をつける時は手でつけてみるのもおすすめです。
スキンケアを変えるだけで、10年間悩んだニキビがキレイに
