抗炎症作用のあるキンダベートのニキビへの効果と副作用
ニキビで皮膚科を受診すると、大体の場合塗り薬を処方してもらえます。
処方薬だから効くだろう、と期待してしまいますが、その効果や効く理由をしっかり知っていないと、頑張って塗ったのに効かなかった…ということになります。
今回は抗炎症作用のあるキンダベートについてご紹介していきます。
キンダベートの成分と効果
キンダベートにはニキビに効く有効成分が1つ含まれています。
その有効成分はクロベタゾン酪酸エステルです。
クロベタゾン酪酸エステルは炎症を抑える効果があり、
赤く炎症を起こしているニキビに効果があります。
ステロイドを含む外用薬なので、アトピーの治療にも使われる薬です。
キンダベートの副作用
ステロイドの強さは5段階中4なので、副作用もそこまで強くはありません。
なので心配するほどではありませんが、長期的に使用することで、皮膚の萎縮や毛細血管の拡張など
ステロイド独特の副作用が表れてしまいます。
使用する際は1週間か2週間にし、それでも治らない場合は一度使用を中止し、医師に相談しましょう。
ステロイドはすぐに効果が表れる薬なので、2週間たっても効果がない場合は、それ以上使用しても効果はありません。
また、塗って数時間後に、赤みやかゆみ、炎症などの副作用が起こる場合もあります。
その際も、使用量や回数を減らし様子を見るか、ひどい場合は使用を中止し医師に相談しましょう。
キンダベートの使い方
1日1回もしくは2回、洗顔後に患部に塗ります。
清潔な状態のお肌に塗りましょう。
ステロイドの薬なので、患部以外のお肌には広がらないように気を付けましょう。
特に目や口まわりに塗らないようにしましょう。
薬に頼らない洗顔スキンケアを目指しましょう
キンダベートはステロイド配合で即効性があり、基本的には塗って数日でニキビが治ります。
しかし、ニキビができたら塗る→治る→できたら塗る、の繰り返しでは、ニキビの根本的な治療にはなりませn。
また、長期間使用することでステロイド特有の副作用も出てきてしまいます。
そのため、キンダベートはあくまですぐニキビを治したい時やどうしても治らない時に使用し、洗顔やスキンケアなどを見なおしてニキビのできない肌作りをしていきましょう。
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