アクネ菌を殺菌そてニキビを治すゲンタシン軟膏の効果と副作用
ゲンタシン軟膏はMSD株式会社が発売している薬で、
皮膚科でニキビややけど、ヘルペスなどの治療の際処方される塗り薬です。
海外のサイトなどでは購入できますが、基本的に皮膚科に行かないと市販では買えないお薬です。
ここではゲンタシン軟膏のニキビへの効果や副作用などをご紹介していきます。
ゲンタシン軟膏のニキビへの効果
ゲンタシン軟膏は、抗生物質のお薬で、ゲンタマイシン硫酸塩という有効成分が入っています。
ゲンタマイシン硫酸塩はたんぱく質の合成を阻止する働きがあります。
つまり、菌がたんぱく質を合成し繁殖するのを防止してくれるため、雑菌効果があります。
そのため、アクネ菌が繁殖していない小さな白ニキビや黒ニキビなどより、化膿してしまった黄ニキビや赤ニキビに効果があります。
ニキビだけでなく、雑菌やブドウ球菌なども雑菌する効果があるので、
やけどの化膿を防ぐ目的や、ヘルペスの治療などにも使われるのです。
また、ゲンタシン軟膏にはほかにも赤みを抑える効果があります。
なかなか赤みがひかないニキビや腫れがひかないニキビにも効果があるんですね。
ゲンタシン軟膏の副作用
ゲンタシン軟膏は人によって合う合わないがわりとはっきりしているようで、
合わない人は副作用が強めに出るようです。
抗生物質なので、基本的には副作用はほとんど出ませんが、もし副作用が出たら使用を中止し医師に相談しましょう。
ゲンタシン軟膏の副作用は大きく分けて2つあり、
1つは使ってすぐに症状が表れる
- 痒み
- 赤み
- 腫れ
などです。
これれらは他のニキビ薬にもよく見られる症状で、何日かすると引くことが多いですが、
ずっと続くようであれば使用をいったん中止しましょう。
2つ目は、長く使うことで表れる症状で、耳鳴りや難聴、目眩などがあります。
これらは抗生物質の成分がお肌を通して体の中に入ることで起こる症状です。
2週間薬を塗っても効果がない場合は、使用をいったん中止しましょう。
ゲンタシン軟膏の使い方
ゲンタシン軟膏の使い方は、朝夜の洗顔後の清潔なお肌に塗り、
そのあといつも通りのスキンケアをするだけです。
ゲンタシンは少しベタつきのあるお薬なので、塗る時は少量で大丈夫です。
ベタつきが気になる際は、軽くティッシュオフしてからスキンケアをするようにしましょう。
ゲンタシン軟膏はどこで買える?
ゲンタシン軟膏は、処方箋が必要なお薬なので、ドラッグストアなどでは購入できず、皮膚科などで処方してもらう必要があります。
どうしても急ぎの方は、ゲンタシン軟膏と同じ効果のあるドルマイシン軟膏という軟膏がドラッグストアに販売してあります。
ドルマイシン軟膏はゲンタシン軟膏とほとんど効果が変わらないので、急いでいる方や、病院に行く時間がなかなか取れない方は、まずはドルマイシン軟膏からお試ししてみるのもいいかもしれません。
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