ニキビのでき初めに効くディフェリンゲルの効果と副作用
ニキビに悩んでいる方なら1度は聞いたことがあるかもしれない、ディフェリンゲル。
名前はよく聞きますが、効果があった!という方からあまり効かなかったという方まで様々です。
処方薬だから効くだろう、と期待してしまいますが、その効果や効く理由をしっかり知っていないと、頑張って塗ったのに効かなかった…ということになります。
そこで、ディフェリンゲルの効果や使い方などをご紹介していきます。
ディフェリンゲルの効果
ディフェリンゲルはニキビ薬と言っても、全てのニキビに効くわけではありません。
ディフェリンゲル自体の効果は、毛穴を広げる効果があります。
そうすることで、毛穴に詰まった皮脂や汚れを外に出しやすくしてくれます。
ディフェリンゲルはもともと、極小面ぽうと呼ばれる、ニキビほどではない毛穴のつまりを解消するためのお薬です。
そのため、ニキビのできはじめに塗ったり、白ニキビや黒ニキビにとても効果があります。
もちろんそれが悪化し、赤ニキビや黄ニキビになったニキビでも、皮脂を出すのが大切なことは変わらないので効果はあります。
しかし、炎症を抑える効果や殺菌効果などはないため、赤みがひいたり、アクネ菌を殺菌してくれ、ニキビの悪化を防ぐ効果はありません。
ディフェリンゲルの使い方
ディフェリンゲルはその効能から、できてしまったニキビの治療や、化膿したニキビではなく、ニキビができそうな毛穴や、白ニキビ黒ニキビなどの初期段階によく効きます。
そのため、できたニキビに塗るというより、ニキビができそうな箇所に塗ることで、化膿ニキビになる前に毛穴詰まりを解消し、ニキビのできにくいお肌作りをすることができます。
ディフェリンゲルの副作用
ディフェリンゲルの副作用として挙げられるのは、乾燥、赤み、ひりひり感です。
約80%の方がこの副作用を実感しています。
副作用はだいたい2〜3週間続きますが、その間赤みがでたり乾燥が続くため、ニキビができた上に一時的に肌状態が悪化し、途中で使用をやめてしまう方も多いようです。
あまりに副作用がひどい時や長く続く時は使用を中止した方がいいこともありますが、基本的にはまず一ヶ月続けてみることが大切です。
副作用を我慢し、1ヵ月塗り続けると赤みやニキビが落ち着くようです。
副作用がひどい場合は、塗る量や頻度を減らして様子を見て、医師の判断を仰ぎましょう。
ディフェリンゲルに頼らず洗顔やスキンケアの見直しを
ディフェリンゲルは炎症を起こしているニキビではなく、まだ毛穴に皮脂が詰まっている状態の白ニキビや黒ニキビを解消するための塗り薬です。
そのため、その詰まりをディフェリンゲルで解消する、というより、洗顔やスキンケアを見直して毛穴詰まりを解消した方が長期的に見てニキビ治療に効果があります。
まずは洗顔料の見直しや、洗顔の仕方、スキンケア方法などを見なおして、ニキビのできない肌作りをしていきましょう。
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