家庭用ピーリングと医療用ピーリングの違いとは?どっちがニキビに効く?
ピーリング、と一口に言っても、自宅で手軽にできるものから、皮膚科などの病院で行う医療用のものがあります。
自宅でやるほうが手軽そうで費用も安そうなので、自宅でできるほうがいいなぁと思いますが、実際にはどう違うのか見ていきましょう。
家庭用ピーリング
自宅でできるピーリングは、AHAという成分が配合されている洗顔石鹸やクレンジングで行うことがほとんどです。
ピーリングと言っても、成分の配合量は少なく作られているので、どちらかと言うと毛穴の角栓を溶かしたり、古い角質がいつもより剥がれやすくなる程度の効果しか見られないでしょう。
また、ヨーグルトをお肌に塗ってパックするヨーグルトパックにも、ピーリング効果があります。
ヨーグルトに含まれるアルファヒドロキシ酸にはピーリング効果があるので、こういったものでも家庭でピーリングすることができます。
医療用ピーリング
医療用のピーリングは、家庭用で使うAHAというピーリング剤だけでなく、それよりも力が強いBHAというピーリング剤を使っているところがあります。
BHAは使用時間や量に制限があるため、家庭用で使う化粧品などには使用禁止されています。
なので海外から取り寄せている病院や、調合を行っているところでは、このBHAのピーリングが受けられます。
BHAはAHAよりも浸透力が高く効果も高いのですが、その分副作用などの心配もでてきます。そのため家庭用では販売されていませんが、しっかり効果を感じたい方はオススメです。
また医療機関で受ける場合、美肌目的であれば保険が適用されませんが、ニキビ治療などであれば保険が適用され、安く受けることができます。
どっちがニキビに効く?
正直、どっちの方がニキビに効く、というのはありません。
また、ピーリングはターンオーバーが遅れていてニキビができている時は効果がありますが、逆に早まってしまっている時には逆効果になります。
年齢を重ねるとターンオーバーは必ず遅れていると思いがちですが、間違った洗顔や過剰なスキンケアで、意外にもターンオーバーは早まっている方が多いんです。
そのため、どっちか分からないという方はまずは家庭用のピーリング効果の弱いもので様子を見て、効果があれば医療機関でしっかりピーリングするのはいかがでしょうか。
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