実はニキビじゃない!耳にできる粉瘤とリンパ腫
耳は垢が溜まりやすいことか分かるように、皮脂の分泌も多く意外にもニキビができやすい場所です。
痒みや痛みを伴うことが多い耳のニキビですが、
実はニキビではなく、粉瘤やリンパの腫れの可能性もあるのです。
そこで、よく間違われがちな粉瘤とリンパの腫れについてご紹介します。
粉瘤
粉瘤とは、皮膚の下に袋状のものができ、
そこに皮脂や垢が溜まって膨らんでいる状態のものです。
痛みがないので、あまり気づかないことも多いですが、
感染症などを引き起こすとかなり痛みを伴うので注意が必要です。
粉瘤は老若男女問わず、全身のどこにでもできる可能性がありますが、背中や首にできることが多いようです。
よく見ると黒い穴のようなものがあり、指などでぐっと押すと、中から白いものがでてきます。
基本的に垢や皮脂の塊なので、キツイ匂いがします。
ニキビと違い、感染症を起こすまでは害はないのですが、心配な方は手術で取り除くこともできます。
特に大きくならなければ放っておいても大丈夫な、良性腫瘍です。
リンパの腫れ
リンパとは、体に栄養素を運んだり、いらなくなった水分を運んだりする器官で体の全身に張り巡らされています。
普段はスムーズに流れているリンパですが、風邪などの細菌が入ってくると、
白血球やリンパ球が集まってきて、退治しようと頑張ります。
そうすると熱をこもってしこりのように腫れてしまいます。
最初は小さく痛みもないのでニキビかな?と思う人もいますが、悪化すると大きく腫れて痛みも伴うため病院で診てもらう必要があります。
大体は放っておいても気がついたらなくなっているので、あまり心配いりません。
スキンケアを変えるだけで、10年間悩んだニキビがキレイに
