ニキビの種類とニキビが悪化する過程を写真付きでご紹介
一口にニキビと言っても、いくつか種類があるのをご存知でしたか。
毛穴に皮脂が汚れが詰まった程度の黒ニキビから、
炎症を伴う白ニキビや化膿ニキビまで様々です。
その種類によって、治し方や対処方法が変わってきます。
黒ニキビは、毛穴に皮脂や汚れが詰まり、それが酸化して黒ずんでいる状態です。
皮脂の分泌が多い鼻や小鼻にできやすいのが特徴です。
皮脂の酸化は空気に触れている時だけではなく、紫外線の影響で起こることもあります。
黒ニキビの段階では、まだ皮膚に炎症を起こしていないのでニキビ跡が残るようなことはありません。
ただ、毛穴が詰まって塞がれている状態なので、
詰まった皮脂にアクネ菌が繁殖すると、白ニキビや化膿ニキビへと進行する可能性があります。
黒ニキビ(開放性面皰)
黒ニキビの治し方は、まずは毛穴の詰まりを解消してあげることです。
理想的なのは、正しい洗顔を続け、毛穴の詰まりを洗い流すことです。
皮脂を綿棒などで押し出す方法もありますが、
周りの皮膚を傷付けてしまうことがあるのであまりおススメしません。
もしする場合は、無理矢理押し出したりせず、
お風呂などに浸かって毛穴をしっかり開いた上で、軽く綿棒を当てるようにしましょう。
白ニキビ(閉鎖性面皰)
白ニキビは毛穴に皮脂が詰まり、そこにアクネ菌が繁殖し、炎症を起こしている状態です。
炎症自体は比較的軽く、皮膚の表面部分のみで起こっているので、
ニキビ跡になりにくく、数日で治ることがほとんどです。
ニキビの芯が表面に見えているため、手で触るとプチッと潰れてしまうこともあります。
白ニキビは芯を抜くべき?
白ニキビは毛穴が詰まり、皮膚の表面で炎症を起こしている状態ですが、
毛穴の中に詰まった皮脂がある程度大きくなり固まることもあります。
これをよく「ニキビの芯」と言ったりしますが、このニキビの芯は出してしまったほうが早く治る場合もあります。
ただし、芯がまだ奥にいてなかなか出ない場合、無理矢理出そうとすると、
周りの皮膚もダメージを受けてニキビが悪化する場合もあるので気をつけましょう。
ニキビの表面部分に針などを使って穴を開け、軽く押して出ない場合は無理やり出すのはやめましょう。
赤ニキビ(炎症性丘疹)
赤ニキビは白ニキビの状態からさらにアクネ菌が繁殖し、
赤く腫れ上がったようなニキビになっている状態です。
皮膚の深いところで炎症が起き、中にこもったようなニキビです。
フェイスラインや頬にできやすく、炎症が強いので、
赤黒いニキビ跡やクレーターのようなニキビ跡に繋がりやすいのが特徴です。
赤ニキビは白ニキビのように毛穴に詰まった皮脂が皮膚表面にでていないので、
無理に潰そうとするとかえって悪化してしまったり、周りの細胞にダメージを与え、
クレーターのようなニキビ跡を作りやすくしてしまいます。
化膿ニキビ、黄ニキビ(膿疱)
黄ニキビは、赤ニキビが更に悪化し、膿が皮膚の奥まで詰まっている状態です。
ニキビの真ん中が膿で黄色くなり、周りが赤黒く腫れています。
炎症が奥深くまで進んで、皮膚細胞がかなりダメージを受けるため、メラニンが刺激を受けて色素沈着を招いたり、血管がダメージを受けて赤みがひどくなることもあります。
また、クレーター状のニキビ跡ができる可能性もあります。
黄ニキビが出来た場合、無理に膿を取り出したりせす、皮膚科で治療薬をもらったり、内服薬をもらうと治りが早いです。
スキンケアを変えるだけで、10年間悩んだニキビがキレイに
